イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

「ない」

今日は先生と14時から面談。

 

私ひとりで先生と面談するつもりが、主人がリバビリを切り上げて車椅子で一緒に説明を受ける。

先生から現状と次の手術について説明を受ける。

次の手術は頭蓋骨を入れる手術と再発防止の手術。

カテーテル手術で出来なかったところを、開頭手術をして再チャレンジ。

どうなるかはやってみないとわからないと。

 

10月31日に手術。

 

今回は2つ同時に手術をするので7〜8時間だと言われている。

前もって言われていると長丁場だと心構えが出来る。

先生に「お願いします」と言い部屋を出た。

ソーシャルワーカーの方とリバビリ病院の選定についての話しをする。見学に行く場合は早めにと。リストアップして病院に連絡して見学しなければ。

 

そのまま病室に主人と移動し、久々に2人きりで数時間話した。

子供達の事、モコの事、家の事、主人の体の事、家族の事、仕事のこと、これからの事…。

 

どうすればいいのか、どうなるのかわからない。

 

不安だけれどひとつひとつクリアしていくしかない。

 

倒れた当初の記憶はあるのかと聞いても『ない」と。倒れた時のこと、意識がなかった1カ月間の出来事を話した。

 

よく聞く幽体離脱や三途の川、暖かくて白い服を着てお花畑で楽しく遊んでいる話や虹のトンネルとかを経験したのかと聞いても「なかった」と。

 

主人が病院に来て覚えている記憶は、面会にきた私の父の顔がみえたので思わず「お義父さん」と言ったことだと。

 

夕食の時間になり夕食の食べるのを見守る。

左手での器を持ち右手でスプーンやフォークを持つ。スプーンやフォークが上手く使えない為、ボロボロと落としているがひとりで食べられる。

ご飯も粥から軟飯に。おかずもきざみから一口大に。食欲もありほぼ完食した。

 

ご飯も終わったので帰ろうとしたら、義妹が来たので3人でしばらく話す。義妹と話している主人は楽しそうだ。

帰るときはお決まりの両手でバイバイ。

 

帰りは義妹と2人話しながら車で帰ってきた。