イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

支えられて

今日は息子は定期テスト最終日の為、帰りが早いのでテストが終わり次第病院に。

娘は今度の日曜日に新人戦がある為、部活に行き家で待っているという予定。

 

主人のカテーテル手術は11時からの予定だったので、義妹と10時に病室に行く。

主人と話しをしたり、看護師さんとこの後のやり取りなどを打ち合わせをして手術までを待つ。

11時になり移動するとき「パパ頑張って」と声をかけると両手を振って「頑張る」と言って手術に向かった。

 

手術の時間は4〜5時間と言われていた。

 

その間に病院のソーシャルワーカーさんとお話しをして、この後のリバビリ病院について聞く。

症状にもよって違うし、どういうところをサポートしてもらいたいかにもよって選ぶ病院が違うと。また各病院、料金も違うと。

またひとつ悩む事が増えた。

 

13時過ぎに義父が病院に来たので、私と義妹がお昼ご飯を食べに病院の食堂に。

ご飯を食べてしばらくすると、息子と私の両親が病院に来てくれた。

 

待合室で待つ。

前回緊急手術した時は、夜中、義妹とテーブルを挟んで暗い気持ちでこの場所で待っていたが今日は賑やかだった。

 

でも15時を過ぎて16時時を過ぎても主人が手術室から出てこない。

17時を過ぎて「私達忘れられてるのかも」と話しながら座っていると18時を過ぎた。

すると看護師さんが「あとから先生からお話しがありますが、手術自体は問題なく順調に進んでいます。でもあと2時間位かかります」と。

 

娘もひとりで家で待っているので、私の両親と息子は我が家に。義父は自分の家に帰って行った。

 

またしばらく義妹と話しながら待つ。

20時過ぎに主人が手術室から出て来た。

 

先生から説明が。

今回はカテーテル手術で出血源である奇形の血管を詰まらせ、その場所に血が流れないようする手術。

なかなか難しい手術で手は尽くしたけれど、先生が思い描いていた通りにはいけなかったと。

50パーセント位しか出来なかったので、次回頭蓋骨を入れる手術をするときにもう1度手術すると。

 

CT画像を見ながら先生から説明を受ける。

よくこんな細くてクネクネした血管の中を、カテーテルを通すことができるんだと思いながら先生の説明を受けた。

 

手術時間は予定では4~5時間、実際は倍の8時間以上かった。

 

先生や看護師の方たちはいくら仕事だからといっても、よくそんな集中力が続き緊張感のなかで耐えられるなと。私は待っているだけでも疲れた。

 

病院に来れば色々な方々に支えられて、命が繋がっているということをすごく実感する。

先生、看護師、准看護師、看護助手、リバビリの方々、事務の方々、掃除の方々、警備員の方々…。

 

家族、主人やわたしの会社の方々、学校、友人、地域の方々…。

 

主人は色々な人の力を借りて生きている。

本当にありがたい。

 

義妹を送り届け、我が家に着いた。

千葉の姉も駆けつけてくれた。

両親も姉も我が家に泊まっていくと。

バタバタとしている。

 

長い1日がやっと終わった。