イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

指相撲

子供達は学校、私は仕事に。

 

このところみんな精神的に安定している。

 

今日は娘と面会に。

病院へ向かう途中、義妹と会うことが出来た。義妹 は先に面会を終えていたので待っていてもらい私達が面会へ。

 

今日も仕事が出来るイケメン看護師が夜勤担当。挨拶をしてくれ話しかけてくれる。

彼は他の患者さんの家族が来ても、ちゃんと自分から挨拶して事細かに状態を話している。

ほぼ1ヶ月病院に面会に通っているけれど、彼ほどここまで家族に対応してくれる看護師さんはいなかった。

 

患者の家族は心細い。

 

集中治療室。

かなり厳しい状態の患者さん達。主人もその中のひとり。

他のところを見ない聞かないようにしていても見えたり聞こえてしまう。

常にアラーム音や痰を吸い取る音、うめき声や叫び声が聞こえていて、スタッフの方々が患者さんのお世話で忙しそうに動き回っている。

 

このギリギリの場所で患者の家族の事をみてくれコミュニケーションを取ってくれる。彼がいると安心できる。

コミュニケーションは大事だとつくづく感じた。

 

 

今日の主人の反応は良かった。

鼻からの食事中だったが、よく反応していた。

娘が左手のミトンをとり「指相撲しよう」と指を握るとちゃんとやる。しかも自分が負けそうになると小指を伸ばしロープまで。義妹からは指相撲やると聞いていたが私達の前では初めてだった。

「パパずるいよ」と笑いながら娘は指相撲していた。

その後もミトンをつけた手をブルブル振ってみたり、自分の手を目の前まで挙げてまじまじとみている。何かを確認するように。

 

帰りの車の中は明るい雰囲気だった。