イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

娘とドッグランへ

娘とモコを連れてドッグランへ

 

我が家にモコが来たのは去年の8月。

主人も私も犬を飼った事がなかったので、最初は主人も犬を飼う事に反対していたが、最後には根負けした。

 

「飼ってもいいけど俺は面倒をみないからな」と。

 

でもいざモコを飼い始めると、家族の誰よりも一番モコを可愛がり、一番心配していたし、一番甘やかしていた。犬の情報も色々と人から聞いたり調べたりして、完全にモコにメロメロな主人だった。

 

モコは私達家族を支えてくれている。

 

私達が泣いているとピタっと側に寄り添い、顔を舐めてくれそのままずっと寄り添ってくれていた。この状態の時にモコの体温の暖かさを感じる事で、すごく安心したし嬉しかった。

 

そんなモコを遊ばせようとドッグランへ。

このドッグランには主人と私が連れてきていた。

ドッグランに入るといつもと同じように元気いっぱい駆け回るモコ。

でも今日は一緒に走ったり、嬉しそうにモコの写真を撮ったりしている主人はいない。

 

空は秋空で気持ち良かったが、私の心の中は暗く重かった。

 

娘と2人で病院に。

今日は反応が鈍く娘が「来たよ」と言っても目を覚まさない。

娘がしつこいくらいに「来たよ」を繰り返しても寝ている。何回かそんなやりとりを繰り返していたら突然目を開けたので娘が、「わかる?」と主人の前に顔を乗り出した時、主人が突然咳を。

「私達に嫌だがらせだね」と娘と私で笑った。

帰る時も目を開かない。

 

「こんな日もあるね」と2人で言いながら帰ってきたら、義妹からLINEが来ていた。

 

「今日のお兄ちゃん反応良かったよ。左手にはめているミトンを看護師さんに取ってもらって直に手を触っていたらすごく反応が良かった」と。

義父、義妹は私達より1時間半前に面会していた。

 

ジージとお姉ちゃんとの時に、パパ力使い果たしたから私達の時は寝てたんだよ」と娘が。

 

反応があるのがわかったのでちょっと安心した。

 

 

明日からはちゃんと「元の生活に戻ろう」と約束した日の初日。

家族みんなが私の料理の中で、一番好きな餃子を大量に作って食べた。

 

明日からがんばろう。