イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

家族だからこそ

土曜日の朝、久々にゆっくり過ごす。

息子も娘も疲れていたのだろうなかなか起きない。

 

千葉の姉から電話。

千葉の状況を聞くと改めて今回の台風の影響がすごかった事がわかった。

暑い中電気が使えなかった事が、どれだけ大変だったのか。

渋滞は酷く、買い物に出てもお店は営業してなかったり、ガソリンもなかなか入れられない。

「いつ電気が来るのか」不安と期待の中、数日間待ち続けたと。

姉のところは電気も水も来ているが、まだ電気や水が来ていないところもまだまだあると。

これから大変だろうが、早く復旧してほしい。

 

 

義妹、息子、娘、私で出かける。

 

病院に行く前に息子の床屋に。息子の髪が伸びていたが、主人が倒れてしまい行く機会がなかった。

いつも息子は主人と同じ床屋に行っていた。

主人が予約して主人と一緒に行ったり、ひとりで自転車に乗って行ったり。

これからは学校帰りに寄れる駅の近くの床屋に。

 

4人で病院に。

息子は病室に入らず3人で病室へ。今日も口を開けて寝ていた。「来たよ」というと目を開ける。でもまたしばらくすると口を開けて寝てしまう。途中咳き込んでしまい「ゴホッ」と声が。

「久々にパパの声聞けたね」と。

 

2週間ぶりに主人の声を聞けた。

 

「帰るよ」と言うと目を開け周りを見渡した。

 

 

夕食は義妹と一緒に我が家で唐揚げを。娘のリクエストだ。

食後に義妹が子供達に「もう来週から学校にちゃんと行きなさい。この状態が現実だからもう現実を受け入れていつも通りの生活に戻りなさい」と話してくれた。

 

家族だからこそ心配してくれるし、厳しい言葉も言ってくれる。

 

私達にいま出来る事は、自分の生活を元に戻し、自分達の仕事をする事だ。

息子と娘は、学校に行き勉強して部活をする事。私は自分の仕事と家事と家族のサポートだ。

 

義妹が帰った後、「17日から頑張ろうと」3人で約束した。