イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

「一進一退」と「戦々恐々」

朝、雨が降っていたので息子を学校まで送り届け、娘も学校まで送り届ける。

 

今日の面会は娘と私。

病室に着くと娘が「パパ昨日の検査痛かった?」と聞くと「覚えてない」と。

 

このところしきりに曜日と時間を聞く。

 

「今日は10月4日金曜日午後6時半だよ」と言っても「もう10月なの?」と。

「パパは8月30日に倒れて病院に運ばれたんだよ」と言っても「そうなの?」と言って覚えていない。

 

主人の中では8月で止まっていて、なぜ病院のベットの上で寝ているのか理解出来ていない。

 

しばらく主人と私が話をしていると「パパとママの関係は一進一退」と突然言い出した。

私が笑うと娘が「どういう意味?」と聞いてきたので「しっかり勉強しないとわからないよ。わからないのならあなたの得意なスマホで調べなよ」と娘に話していたらそれを聞いていた主人が「パパと〇〇は(娘の名前)はママに戦々恐々」とまたも言った。

 

私が大笑いしていると、主人も意味ありげな笑顔でこちらを見ている。

 

 

主人に別れを告げ息子を学校に迎えに行く。

今日の面会での出来事を息子に話すと「マジで」と言いながら大笑いした。娘もスマホで意味を調べて納得。

「なんかああいう言い方パパみたいだね」と3人で笑いながら帰った。