イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

主人の会社の方に会う

月曜日週のはじまり。

 

息子は自転車に乗り学校へ。部活もやってくると。

娘の担任宛てに手紙を書く。学校に一緒にいって私から説明しようかと話すが、娘が自分で話すと。でも学校まで行くのはきついから送って行ってと。車内では「学校が無理だったら学校から帰ってきなさい」と。

 

私の友人達に主人の話を報告。子供達が幼稚園からの付き合いで主人の事も知っている。温かい言葉をもらう。

 

9時過ぎに住宅ローンを借りている金融機関に相談に。

 数か月前、主人と住宅ローンの住宅借り換えの相談に来た場所だ。その時は元気だったなと思いながら順番が来るのを待った。

 

名前を呼ばれ窓口に。嫌な予感が。担当の方が若い女性。

前のお客さんに対しても住宅ローンの説明をしていたが、この対応で大丈夫なのかというような印象を受けた。

 

彼女自身あまりスキルがなかったらしく、相談するたびに「詳しい者に聞いて参ります」と話の途中何度も席を立たれてイライラしてしまう。大事な話だから慎重に話を進めたかったどうなのかわからないが、上司らしい人に何度も聞いている。私より3メートルぐらい先で話しているので話の内容は私も聞こえている。話しがわかる人が出てきてくれれば話が早いのに。時間の無駄だ。

 

結果、我が家の住宅ローンの場合、現状ではどうすることもできない。

払い続けないとダメだと。

 

それはわかっている。これから先、具体的に私はどう動いたらいいのか相談し、提案して欲しかった。

 

 

住宅ローンの事は現状ではどうにもできない。泣いてばかりいないで次に。

 

 

主人のスマホに会社の主人の上司の方から連絡があり面談を。直属の上司の方といつもお世話になっていた方との面談。主人からはおふたりのお名前は聞いたことがあるが、今回初めてのお目にかかる。

まずは健康保険限度額認定申込書の手続きをして頂き、主人の現状とこれからの事について話す。とても心配されていた。

 

木曜日には元気だったと。

 

確かに私が最後に会った金曜日の朝もいつもとかわらなかった。私が先に出るので戸締りとモコのお世話をお願いして「いってきます」と言って家を出たときは。人間何が起きるかわからない。

 

面談が終わり会社を出てスマホをチェックすると病院からの着歴が。

 

何かあったんだ。電話が繋がるまで心臓がバクバクと脈を打つのがわかる。

 

電話が繋がり話を聞くと健康保険限度額認定申込書の件の電話だった。

主人の場合、月をまたいでの緊急入院なので厄介。本来なら申請した月の1日から認定になる。今日申請したので9月1日からの認定。その場合8月は認定を受けれていないので、一旦病院から請求された金額を支払い、後日申請をして限度額を超えた金額が数か月後に口座に振り込まれると説明された。

 

 

8月の認定を受けれない場合かなりの金額だと。

 

 

かなりの金額っていくら?数十万それとも数百万?高額だったら払えるのかと。

 頭の中では金曜日の深夜、脳の緊急手術、先生や看護師さん達が大勢みてくれている…。

娘を連れて病院に。病院にいくと事務の方が請求金額の概算を。数十万円と言われた。でも思っていたより高くはない。何とか払えそうだ。

 

面会に行くと手術をして頂いた先生と会えた。先生が主人の肩を強く叩きながら「家族の人が来たよ」と言うと目を開けた。脳の腫れや感染症が怖いけどこの調子で頑張りましょうと。目をあけた主人をみて娘とともに喜んだ。