イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

私の両親が始めて面会に

朝3人で昨日の面会について話し合う。息子はあまりの姿に「俺はもう覚悟は出来ている。会いたくない」と。娘は「自分がタラレバで後悔したくないからどんな状態でも毎日面会する」と。

 

2人の気持ちはわかる。会うことも怖いし、会わないことも怖い。

 

私が出来る事は子供達の意思を尊重し、皆が後悔しないようにすることだ。

 

 

3人でルールを決める。

 

 

嘘をつかない。泣く時はひとりで。

 

 

義妹、娘、私、私の両親の5人で面会に。私の両親は手術後、始めて主人と面会にした。昨日の姿があったので「覚悟しておいてよ」と話していたが、いざ会ったときはかなりの衝撃を受けていた。

 

昨日の顔の腫れ(特に目の腫れがひどかった)があったのでもっとひどくなっていたらどうしようかと思っていたが想像していたほどはひどくなかった。手足のバタンバタンも落ち着いていた。時折、左足をバタンバタン動かしている。左手は手を握ると握ってくる。でも右半身は動かず。口はパクパクしている。目には涙が。

 

 

私たちの声は聞こえて理解しているのだろうか。家族は私達に反応していると思いたいけれど…。

 

担当の看護師さんから話を聞く。

上手くコントロール出来ている状態で、今日頭の中に入っていた管を抜けたと。

明日からリハビリを開始すると話を聞けた。

 

 

リハビリという言葉を聞けて少し安心し希望を持てた。

 

 

家に帰り息子に今日の主人の話しをしている最中、明日学校でテストがあるとわかり感情が爆発してしまう。

 全く勉強している素振りがない。

「こんな時だから勉強が手につかないのはわかる。でも教科書やノートを開いて勉強している姿を見せて。精一杯努力してできないのならばわかるけど、YouTubeをみてケラケラ笑っているのはあなたの今やるべきことなのか」と。

 

息子は将来行きたい大学や将来なりたいものが明確に決まっている。でもいまは実力が全然たりない状態だ。

よく主人が「あいつは子供がウルトラマンになりたいと言っているのと一緒。なりたいなりたいと言うだけで満足するのは子供、実際になる為の準備や努力をして結果を得るのが大人だ」と話していた。

 

息子自身わかっていると思う。この機会に変わってほしい。