イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

今日は静かに寝ていた

火曜、水曜は息子のクラスは7時40分から授業が始まる。0限と呼ばれている授業。

息子が勉強に集中できるよう、火曜・水曜は学校に間に合うように主人と送って行っていた。火曜日が私だったら水曜日は主人がと交互に。朝の20分息子と2人になる時間。落ち着いて話が出来る貴重な時間だ。

 

でも今日からは私が送っていかなければならない。

 

学校に到着すると、息子の担任の先生と駐車場で一緒に。土曜日の朝、先生に話をした時、息子はかなり取り乱していたと。あまり気持ちをそとに出すのが苦手だし出さない息子。でもクラスに戻ったらガラッと変わり何事もなかったように授業を受けていたと。学校側でも出来る限りサポートしてくれると説明を受けた。

 

息子の学校は病院に近い。車で5分。自転車でも10分で行ける。主人と一番近い場所にいられる。何かあったらすぐに駆けつけられると。それが息子の心の支えになっていると思う。

 

 

今日の夜、娘の剣道の夜練習の日。

息子が中学の時からお世話になっている先生に手紙で事情を説明する。

本来なら電話か直筆の手紙を書きたかったが、今の精神状態で上手く説明できずスマホで文章作成して印刷。娘の友達に手紙を託す。

娘を学校に送っていく。

 

 

主人の会社の健保組合から電話が。本来なら限度額認定の適用が9月1日からだが、今回は8月から認定して頂けると。窓口での支払いが限度額までの金額ですむ。数十万円から数万円。会社の方々に迅速に対応して頂いたおかげだ。かなり有難い。心配事がひとつ減った。

 

主人の学生の時からの友達に連絡を。かなりびっくりしていた。このところお互い忙しくてなかなか会っていなかった。釣り、自転車、写真、カラオケ…。友達に会って遊んでは嬉しそうにいつもその話をしてくれてたなと思い出す。

 

娘と面会に。

今日は静かに寝ていた。ほとんど動かない。こんな時もあるだろう。

 

面会を終わり息子の学校が終わるのを待つ間、大型スポーツ店の駐車場で時間を潰していた。親子が歩いている姿をみてポツリと「あの親子幸せそうでいいね。私達も去年の冬、ここに来て部活で使うベンチウォーマー買ってお父さんに温かいココア買ってもらって飲んだな。もうあっち側じゃないんだね」と。

「こんな思いさせてごめんね」と娘に泣きながら謝った。