イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

心配で

昨日の別れ際の「元気になれないかもしれない」という言葉が、朝から一日中気になっていた。

 

「言い過ぎたかもしれないな」

 

一緒にいると言い過ぎてしまうことがある。それは倒れる前も倒れた後も。

仕事から帰宅途中、こんなに気になっているのなら「病院に行ってみよう」と思い、いったん帰宅。

子供達に事情を説明すると、娘も病院に行って主人と2人で話をしたいと。

娘は前の病院のときに主人と話しているが、その時は4人部屋だったので、コソコソ声で話していた。

いまは個室なので、周りを気にせずに話が出来る。

 

病院に行く前にお正月用の買い物を。

19時ちょっと前に着いた。

私が部屋の扉をノックして開けると「なに?どうした?」と言いながらびっくりしている。

しかも娘の姿を見つけて喜んでいる。

「昨日の帰り際、元気が無いのが気になって。昨日話した事覚えている?」と聞くと

「覚えている」と。

 

娘がトイレに行ったのでその間に2人で話す。

 

娘がトイレから戻り、今度は私が病室を出て主人と娘と2人で話す。

 

20分くらいすると扉が開いた。

 

もう20時になる。

面会時間が終わりの音楽がかかる。

「じゃあ今度はお正月に」

そう言って病室を出た。

 

帰りの車の中で娘と話す。

娘の考え。私の考え。

「ちょっと前まで子供だったのに、周りの人のことも考えられるしっかりとした考えを持っているな」と感心した。

 

家に着き遅めの夕食後、おせちの準備。

毎年、主人と子供達のリクエストで黒豆、筑前煮、数の子、栗きんとん、伊達巻…を作っているが今年は簡単に。

子供達のリクエストの栗きんとん、伊達巻、焼豚だけに。

今日は焼豚を作る。

残りは明日、仕事から帰ってから作ろう。

 

心と身体を休めなきゃ。