イカはいかが闘病記

脳出血で倒れたオジサンの闘病記です

少しずつ前に

今日は日曜日だけれども相変わらず忙しかった。

 

息子は部活、娘は剣道の大会。

 

みんな朝寝坊してしまい、息子を駅まで送り届け、すぐに娘を剣道大会まで送り届ける。

 

大会の場所までは片道約30分。焦りながら車を運転して集合時間に間に合った。

家に帰り、洗濯と掃除をして娘の大会をみにいく。予想していた時間より試合開始が早かった為、初戦は終わっていた。

初戦は突破したので2回戦目に。2回戦目で負けてしまった。まだかかると思い娘を置いて家に帰る途中に買い物して帰ると娘から「いま終わったから迎えに来て」と。

その大会は毎年午後までいたので、今年も午後までいるだろうと思って帰ってきたのに…

すぐに迎えに行く。4時間の間に3往復した。

 

 

午後からは私の両親が面会にきてくれるというので準備を。

両親と息子と娘と私の5人で面会に。

今日も喋っている。話している内容はわからない。単語は出てくるが文にはなっていない。

 

私の両親と息子は、事故後話している姿を初めてみる。

 

父は主人の言葉に耳を傾け、母は主人の手を握りながら「話せてよかったね」と声をかけていり。息子は照れ臭いのか、その姿を離れた場所からみている。

 

「帰るね」と言うと目を開けて何かを話す。娘が一生懸命側で聞き取ろうとするがわからない。最後には手を振ってくれた。

 

少しずつ前に進んでいる。